公開日 2022年1月23日 最終更新日 2022年5月23日

長らくブログ更新をお休みしておりました。

本業の仕事に追われ……気づけば桜も散り、まもなく梅雨。。。最終更新日を見て時間の流れの速さに驚愕しています。

また本日よりブログ再開しますのでどうぞ宜しくお願いします。

さて、本題に入ります。

多嚢胞性卵巣症候群で、LHが高い場合は排卵検査薬が使えない…!

そんな事実をここへ来て初めて知った。

多嚢胞性卵巣症候群には様々な症状、由来があるらしい事は

以前のブログでもお伝えしました。

もうこれは一筋縄ではいかない!

でも、少しでも希望を増やしたい。

そんな私が産婦人科の帰りに寄った場所とは…?

子宝漢方につられて

通っていた産婦人科の近くに、漢方薬局があるのは以前から知っていました。

漢方薬局の前を通る度に気になっていた

「子宝漢方」

という文字。

新聞の広告などでもよく目にしますよね。

私は特に東洋西洋医学のどちらにも拘りはなかったので

可能性が増えるなら何でも取り入れてみたい!

そんな思いでした。

20代半ば、生理不順を気にして漢方に手を出した事もありましたが、

毎日飲むという習慣が身に付かず、

その時は1ヶ月分の漢方を半年以上かかって処理する…

そんなめちゃくちゃな使い方をしていました。

勿論、改善する事もなくその一回きりで終わりにしました。

でも、今回はガチの妊活。

規則正しい生活を心がけているからできるかもしれない!

そんな希望的観測の元、漢方薬局を訪れました。

いざ漢方薬局

漢方薬局を訪れて驚いたのは、その混み具合。

予約もせず思いつきで飛び込んだので、

結構な時間待ちました…

私が行った漢方薬局は、処方箋の薬局を併設した、東も西もどちらも扱いのある薬局でした。

若い女性や、子連れ女性など、比較的若年層のお客さんが多い印象でした。

そして、「子宝専門」という薬剤師さんが担当してくださいました。

多嚢胞性卵巣症候群を患っている事、

LHが高すぎて排卵検査薬が使えない事、

これから不妊治療を開始したい事を伝えました。

まずは舌診

漢方の世界では、舌で体調を見るらしく。

まずは舌診をしました。

結果は……

瘀血

とにかく血が滞っていて、血の巡りが悪いので

排卵もしにくくなっている。

髪の毛が抜けやすいのも、

爪ががたがたなのも、

爪がすぐ割れるのも、

慢性的な肩こりや頭痛があるのも、

血の巡りが関係する、と。

舌にそんな症状が出ているなんて、恐っ!!!

という印象でした。

薬局で売っている漢方薬

はじめに。以下の文章に出て来る漢方薬は、個人的な判断のもと購入したものであり、医学的根拠に基づいたものではありません。また、効果を証明するものではありません。予めご了承ください。

実は、少し前に見切り発車的に薬局で購入できる一般的な漢方薬を飲んでいました。

一つは「中将湯」

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これは、煎じるタイプの漢方薬で、婦人科系に効果があるという触れ込みで購入を決めました。

気のせいかもしれませんが、これを飲むと生理周期も少しまし(40日以上から38日くらい)になったような・・・?

しかし、煎じるタイプの漢方はとても労力が要る上に匂いも結構なインパクトなので、

できれば錠剤で飲みたいと考えていました。

同じくPCOSと診断されていた友人が、産婦人科で漢方を処方してもらって

生理周期もまともになったと昔聞いた事があったので、

漢方に対する期待が高かったのは事実です。

因みにその友人は、PCOSよりPMSの改善の為の漢方だったそうで、

少し私の悩みと異なっていたので、別の漢方を選ぶ事にしました。

薬局で迷って手にしたのは、

「当帰芍薬散」

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産婦人科系の漢方でとてもよく耳にする漢方薬です。

薬局のポップには、”生理不順を改善!”と書いてあり、

商品の説明書にも”月経不順”について記載がありました。

とりあえず、私が薬局で購入して試してみた漢方はこの二つです。

※この体験は、個人的主観によるものであり、効果を証明するものではありません。

漢方薬剤師の見解

さて、私がその時服用していた「中将湯」と「当帰芍薬散」。

この二つについては、確かに婦人科系の薬として処方する事はあるようです。

しかし、漢方薬剤師さんの見解によると、私の症状「瘀血」に関しては効果が薄いそう。

すぐに服用を中止するように言われたので、その日でその二つは終了しました。

そして新たに症状に合わせた漢方を一か月分処方して頂きました。

顆粒が良かったのですが、顆粒だけだとカバーしきれないし、

煎じる方がより効果が高いと言われ、

しぶしぶ煎じるタイプの漢方にしました。

この時点では、とりあえず3ヶ月様子を見てみようと。

まずは短期集中で3ヶ月、毎日飲んでみようと。

そんな気分でした。

漢方は、効き目がゆっくりなので、3ヶ月から効果が出始めると

漢方の薬剤師さんにも言われていました。

この時は三月。

動物が冬眠から明けるように、冬に妊娠しにくかった人は春になると妊娠の報告が多くなるそうです。

これも、その薬剤師さんの見解ではありますが、、、

私も春が好きなので、春の間に妊娠できたらいいなぁと淡い期待を持ちつつ…

この時感じた漢方のメリットデメリット

最終的に、漢方薬が自分にとってどんな効果があったかはまたおいおい書いていきます。

ただ一つ、漢方薬を検討している方にお伝えしたいのは、

煎じるタイプの漢方は旦那さんにもご相談ください。

なかなか強烈な匂いを放ちます。

密閉袋に入れておいても匂いは強く、

煎じると最強の匂い。

これは最強のデメリットと言えるでしょう。

そして、なにより処方外だとコストがとても高いです。

漢方を処方してくれる産婦人科もありますので、

漢方が気になる場合は、まずは産婦人科でご相談してみるのも一つの方法です。

漢方を飲むメリットは、めりはりのある生活になります。

決まった時間に決まった量を飲む。

自堕落な生活を送っていた私でしたが、漢方を飲む事によって気持ちも高まり、

朝・昼・晩と規則正しく生活を送れるようになりました。

漢方を使用するかは産婦人科の先生との相談や、ご本人の体質、

色々と判断する材料があるかと思いますが、

私のように漢方が一種のストレスになってしまっては元も子もありません。

メリットデメリットを考慮した上で、ご自分に合った妊活を進めていけたらいいですね(*^-^*)

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