公開日 2022年1月28日 最終更新日 2022年8月7日
排卵検査薬が不発におわり、無排卵で強制リセットとなった一周期目。
そして、卵胞が育ち自力排卵が偶発的にできた二周期目。
まだ始まったばかりの妊活でしたが、
準備期間を含めるともう既に疲労感が漂い、
メンタルは暗黒期へ突入します。
赤裸々に綴りますので、
不快に思う方がいらっしゃったらすみません。
期待と不安
妊活をいざ始めてみると、
時間はかかると頭ではわかっていても、
もしかしたら…！を期待してしまう。
私の周りはそれまで、「子供はできにくい」という話ばかりが聞こえてきて、
一年、二年、三年かかった、
旦那の仕事などで毎月タイミングが取れるとは限らない、
週7回タイミングとってるけどなかなかできない、
不妊治療の寸前までいった、
そんな話ばかり聞いていたので、
子供は作ろうと思ってもすぐにはできない。
これはもう、覚悟していました。
生理が順調な子だってすぐにできるわけではないのだから、
多嚢胞性卵巣症候群を抱える自分は
そもそもすぐに妊娠できないだろう、という諦めもありつつ、
旦那の周りはびっくりするくらい、授かり婚が続いていたので、
万が一で億が一で一発でできるかもしれないという淡すぎる期待もありつつ、
期待と不安がぐるぐるし始めていました。
妊娠を希望するなら葉酸♪
友人に言われた一言
とても仲良くしていた友人が、
友人自身の結婚式の直後、まさに一発一中で妊娠しました。
そのすぐ後から私自身もこの妊活を始め、
排卵検査薬不発の一周期目が来るわけですが、
妊娠検査薬で発覚してすぐに連絡をくれていた友人からは、
逐一妊娠に関する話を聞いていて、
幸せオーラ満開のところで、
自分の妊活の話はなんとなく自重してしまいました。
そして私の二周期目、排卵を確認して、
あとは14日間ひやひやしながら待ちぼうけをしていた最中に、
友人の妊娠の経過がどうも芳しくなかったようで、悪阻もひどいというのもあったらしく、
妊婦さんに精神的な負担を背負わせてはいけない！という思いから、
話して楽になるなら聞こう、
可能な限りで、受け答えしようと考えながら話していたつもりでしたが、
「これは妊娠した事がないとわからないよ！」
と言われた出来事がありました。
今まで信頼をおいていた友人でしたし、
妊娠も祝福していました。
でも、結果待ちでソワソワしている自分には、
そりゃそうだな…
と思う自分と、
じゃあもう何も言えないや…私は多分すぐに授かれるわけではないし…
というダークな感情と、
色々入り混じって、
何だかもう妊活してる事も余計言いにくいし、
今後妊娠の経過を色々報告受ける事に耐えられるかわからないし、
早くも妊活メンタルが崩れそうになりました。
不思議なもので、妊娠までに何年か時間がかかったという友人の話はすんなり入ってくるのに、
即妊娠しました！という話は、素直に聞けないしダークな感情が見え隠れしてしまう。
気を遣って欲しいわけではないし、
気を遣わせるのも嫌だったので、
自分からは妊活の事を打ち明けたくはなくて、
その他の友人に対しても、この後妊活の事はしばらく伏せる事になります。
こういった感情は、人それぞれだと思いますが、
不妊治療を始めてからは、どうしても他人の妊娠に素直に喜べなかったり、
芸能人の妊娠報道なども目にしたくなかったり、
私の場合は常にダークな感情とも隣合わせでした。
いつも味方だった大好きなアーティスト
そんな状況でしたが、
結婚から丸2年も経つと、
方々から「子供はどうするの？」という質問が今まで以上に聞こえるように。
それを言われる度に、心がすり減るような感覚で、
そんな時の心のオアシスと言えば
大好きなアーティスト。
大好きなアーティストの歌を聴いて、口ずさんで、
ちょっと前向きになって、
また次の周期を迎える準備を始める。
初っ端からこんなんでどうするんだ？！
という感じではありましたが、
終わりの見えない戦い、
迫り来る年齢、
圧迫面接ばりの、子供は？と投げかける人々、
もう、初っ端から豆腐メンタルでした。
ストレスは本来不妊治療には良くないと言われます。
しかし、不妊治療はストレスとの戦いでもあります。
子供問題、受け取り手によってはとてもデリケートな問題なので、
自分は、他人に対してそういった質問は絶対にしない！
と、心に決めました。
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